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RAMS 2025プログラムマトリクス |
Posts Tagged with "RAMS"
既に発行済みのブログであっても適宜修正・追加することがあります。We may make changes and additions to blogs already published.
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RAMS 2025へのマイルストーン (8) |
査読はポアソン分布との関係を記載するようにということだったので、指数分布の前にポアソン分布の記述を追加しAJEの査読も済み、RAMSに修正版を投稿しました。合わせて学会参加登録も完了しました。
過去記事のとおり、2項分布の極限を取るとポアソン分布となります。ポアソン分布は故障率一定の条件において、一定の時間間隔に何回故障等のイベントが起こるかの分布ですが、イベント間隔はその無記憶性から指数分布となります。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | 採択済 |
2024/7/15 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | 投稿済 |
第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | 投稿済 | |
2024/10/4 | 学会出席登録締め切り | 登録済 |
2024/10/4 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
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RAMS 2025へのマイルストーン (7) |
査読結果を受領しました。去年の査読は大変で何回も査読を受け、査読者が理解できるまで査読と修正を繰り返したと記憶しています。ところが今年は非常に簡単でした。原文を載せるのは差しさわりがあるので、査読コメントの訳文を掲載します。
レビュー#1
定量的安全規格の説明がわかりやすい。これらのモデルの基礎となる指数故障時間/事象時間分布、または事象のポアソン過程を指摘してほしい。レビュー#2
著者各位、投稿に感謝する。論文はよく書かれており、PIRにおける不稼働度の考え方を明確に説明している。このよく書かれた論文とプレゼンテーションについて、提案や修正点はない。
特に査読者#2は激賞でした。また査読者#1のご指摘に沿い、ポアソン分布と指数分布の関係を説明した文章を論文の指数分布が出てくる直前に挿入しました。現在AJEという翻訳会社へネイティブチェックを依頼中です。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | 採択済 |
2024/7/15 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | 投稿済 |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | AJEに依頼中 |
2024/10/4 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/4 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
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RAMS 2025へのマイルストーン (6) |
締め切りは7/15だったため、初版の論文及びプレゼン資料(名前、所属無し版)を作成し、RAMSサイトに登録しました。初版で査読を受け9/1までに査読結果を受領予定です。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | 採択済 |
2024/7/15 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | 投稿済 |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | |
2024/10/4 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/4 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
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RAMS 2025へのマイルストーン (5) |
論文及びプレゼン資料の名前、所属無し版を作成し、RAMSサイトに登録しました。締め切りは7/15であるため、ブラッシュアップしたものを再登録する予定です。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | 採択済 |
2024/7/15 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | 投稿済 |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | |
2024/10/4 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/4 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
昨日RAMS委員会からアブストラクトの採択の連絡がありました。ほぼ論文は完成してはいるものの、これから論文のブラッシュアップ及びプレゼンテーション原稿の作成を開始します。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | 採択済 |
2024/8/1 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | |
2024/10/9 | 改訂版論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/10/22 | 最終査読コメント受領 | |
2024/10/10 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/10 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
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RAMS 2025へのマイルストーン (3) |
RAMS 2025の締め切りが先週末5/10まで延長され、最終アブストラクトを投稿しました。
題名:
Point Unavailability Processes with Periodic Inspections in ISO 26262
ISO26262における定期検査を伴う点不稼働度過程抄録概要:
A study of the derivation and approximation of the exact point availability (PUA) and its derivative, the point unavailability density (PUD) processes, in deriving the probabilistic metric for random hardware failures (PMHF) formula under ISO 26262, aiming to refine automotive system design reliability by simplifying fault-tolerant subsystem development.
耐故障サブシステム開発の簡素化による自動車システム設計の信頼性向上を目的とする、ISO26262に基づくランダムハードウェア故障の確率的指標(PMHF)式の導出における、厳密な点不稼働度(PUA)とその導関数である点不稼働度密度(PUD)過程の導出と近似に関する研究。
題名は本来「Point Unavailability and its Density Processes with Periodic Inspections in ISO 26262(ISO 26262における定期検査を伴う点不稼働度過程とその点不稼働度密度過程)」ですが、長すぎてシステムに入力できないため短くしました。これは査読により変更の可能性が十分にあります。後は6月初旬の採択通知を待つのみです。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | |
2024/8/1 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | |
2024/10/9 | 改訂版論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/10/22 | 最終査読コメント受領 | |
2024/10/10 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/10 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
本研究はブログ記事から始まったものですが、2020年の論文から導出し使用してきた不稼働度(PUA)の式が実は近似式であったということ、正確な式の導出及び誤差の評価を行ったものです。
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RAMS 2025へのマイルストーン (2) |
論文のアブストラクトをAJEに提出しましたが、「全体感が見たいので全体を出してくれ」とのご要望で、原稿全体を提出しました。前回までは冠詞の誤り等の文法ミスの修正が中心で、せいぜいが「意味が同じか確認してくれ」というメッセージ付きで文章を修正してきたことはありました。
ところが今回はVIPコースを選択したためか「この間に話題を繋げるような短い段落があると良い」「パラメータを選択した理由があると理解しやすい」「結論はまとめではないから、新規性のあることを書くべきである」等の内容に踏み込んだ示唆を貰い、大変にありがたく感じています。
原稿全体は修正中ですが、一旦アブストラクトを投稿し、No.9のIDを受領しました。後は6月初旬の採択通知を待つのみです。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | 投稿済 |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | |
2024/8/1 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | |
2024/10/9 | 改訂版論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/10/22 | 最終査読コメント受領 | |
2024/10/10 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/10 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
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RAMS 2025採択へのマイルストーン |
次回RAMS 2025に投稿する論文「Point Unavailability and Its Density Processes of Repairable Element with Periodic Inspections in ISO 26262」を作成し、AJEに入稿しました。入稿前にはDeepLで翻訳し、ChatGPTにより論文査読を行ったうえで、ネイティブチェックのためAJEに入稿しています。
期限 | マイルストーン | 状態 |
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2024/5/3 | アブストラクト投稿締め切り(システム入力) | |
2024/6/10 | アブストラクト採択結果 | |
2024/8/1 | 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/9/1 | 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 | |
2024/10/9 | 改訂版論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) | |
2024/10/22 | 最終査読コメント受領 | |
2024/10/10 | 学会出席登録締め切り | |
2024/10/10 | 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) |
過去に掲載した論文の実績と予定をアップデートします。
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RAMS2024での論文発表 |
過去記事に記載のとおり、RAMS 2024は、2024年1月22日から25日まで、米国ニューメキシコ州アルバカーキのクライドホテルで開催されました。弊社代表は最終日に論文発表を行いました。
本論文のタイトルは、"Identifying and Rectifying the Potential Faults in the Probabilistic Metric (PMHF) Formula in ISO 26262"です。邦題は「ISO 26262における確率的メトリック式(PMHF)の潜在的フォールトの特定と修正」となります。潜在的フォールトもしくはシステマティックフォールトとは規格用語であり、一般的には、エラーとか誤りとか呼ばれる欠陥を意味します。
本論文は規格PMHF式の導出過程を分析することでPMHF式の問題点11か所を識別します。さらにそれらの問題点を全て修正すると、先に弊社が提案したPMHF式と一致することを示します。提案するPMHF式を使用することでPMHF値の過剰見積もりを防ぐことができます。従ってこのアプローチにより、自動運転に代表される高信頼システムの設計がより容易になることが期待されます。
質問は2件ありましたが、ほぼ同一内容でした。
Q: マルコフ連鎖状態遷移は時間依存であるのに、なぜPMHFは定数なのか?
A: マルコフ連鎖状態遷移で確率微分方程式を建てると、ご質問のように時間依存の関数となります。これは確率密度関数であり、具体的には修理を考慮した、我々の用語でいう不稼働確率密度です。これは定数として扱うことができる故障率と異なり時間依存の関数です。規格はこれについて車両寿命間の平均を取り、PMHFとして定数として扱います。
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