Article #167

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posted by sakurai on October 14, 2019 #167
  • 前稿で、IFとSMの判定の菱形と説明した判定において、VSGの可能性無し(no)の場合は右側に移動します。さらに、VSGの可能性が有るがSMでカバーされる部分の故障も、下方からここへ合流します。

  • 次の菱形はDPFの可能性が有るかどうかの判定です。ここに来る場合は単独でのVSGの可能性無しのSMの場合ですが、組み合わせてVSGにならない場合はISO 26262の範囲外(No)として右下に移動し、S (Safe Fault)と分類されます。一方、他のフォールト、通常はIFのフォールトとの組み合わせでVSGとなる場合(Yes)は下に移動します。

  • 次の菱形は、レイテントフォールト防止のSMがあるか、あるいはドライバーにより認識されるかどうかの判定であり、どちらかがYesであれば、レイテントフォールトとはなりません。両方共Noの場合、つまりレイテントフォールト防止SMが無く、かつドライバーに認識されなければ左下に移動し、レイテントフォールトMPF,L(LはLatentの意味)と判定されます。一方、どちらかがYesの場合は下に移動します。

  • 次の円形の判断においては、レイテントフォールト防止カバレージの値が問題になります。ここは定量的な質問であり、レイテントフォールトが防止される割合分の故障は下に移動し、MPF,DP(DPとはdetected or percievedの意味)と判定されます。逆に、レイテントフォールトが防止されない割合分の故障は左下に移動し、MPF,L(atent)と判定されます。

図%%.1
図167.1 Part 5故障分類フローチャート

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