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BSVによるUARTの設計 (7) |
UARTのインタフェース
UARTのポート定義は次の図のようになります。
- データ: load_newdata (8bit, 入力)
- Ready: RDY_load (1bit, 出力)
- Enable: EN_load (1bit, 入力)
の3種があり、ReadyとEnableは自動生成されています。ここでReadyはモジュールの受信可能なタイミングを表し、一方EnableはテストベンチからのデータがValidであることを表します。
テストベンチでのモジュール呼び出しは次の図のようになります。
シミュレーション波形は次の図のようになります。
まずRDY_load(オレンジ)がアサートされて受信可能状態になっているとき、55H(赤)というデータが準備できた際にEN_load(赤)がアサートされます。すると次のサイクルで55H(黄)がUART内部に受け付けられ、同時にRDY_load(オレンジ)がネゲートされ、EN_load(赤)もネゲートされます。
テストベンチはすぐにRDY_load(オレンジ)のアサートを待っていますが通信時にはRDY_load(オレンジ)はネゲートされています。次にRDY_load(オレンジ)がアサートされた時点でEN_load(赤)を出力し同時にデータAAH(赤)を出力します。次のサイクルでデータAAH(黄)が受けつけられます。
このようなハンドシェークが自動的に、誤りなく生成されることもBSVの魅力です。