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posted by sakurai on September 14, 2022 #508

アルゴリズム説明

アルゴリズムの中心部分を説明します。一度に変換すると、bscによるデータサイズの推定がうまく行かなかったため、ステップに分解してデータタイプのヒントを与えています。ステップに分解しても結局組み合わせ回路が合成されるため、回路オーバヘッドはありません。

      Bit#(8) xa = a[15:8];

横方向アドレスであるxaは縦方向アドレス(上位8bit)をそのまま使用します。

      Int#(10) yax = 256 - signExtend(unpack(a[7:0]));

一方、縦方向アドレスyaは横方向アドレス(下位8bit)をunpackにより整数化し、符号拡張した上で256から引きます。

      Bit#(8) ya = truncate(pack(yax));

その後unpackによりビットベクターとし、最後にtruncateで8bitベクターに戻します。データタイプ変換関数はここに掲載されています。

      if (sel) return b;
      else if (sw) return {ya, xa};
      else return a; // normal state

最後にselがtrueならb(メモリダンプFSMによるアドレス)、falseでswがtrueならxとyの入れ替え&yの反転(90°回転)、falseならオリジナルのa(ゲームFSMによるアドレス)を選択します。

実行結果

図508.1に実行結果を示します。首を左に90度傾けた上で正しく実行できました。

図%%.2
図508.1 実行結果

変更後のソース

変更したMux.bsv:

typedef Bit#(16) Addr_t;

interface Mux_ifc;
   (* prefix="" *)
   method Addr_t outp(Bool sw, Bool sel, Addr_t a, Addr_t b);
endinterface

(* synthesize, always_ready = "outp", no_default_clock, no_default_reset *)
module mkMux(Mux_ifc);
    method Addr_t outp(Bool sw, Bool sel, Addr_t a, Addr_t b);
      Bit#(8) xa = a[15:8];
      Int#(10) yax = 256 - signExtend(unpack(a[7:0]));
      Bit#(8) ya = truncate(pack(yax));
      if (sel) return b;
      else if (sw) return {ya, xa};
      else return a; // normal state
   endmethod
endmodule

変更箇所はこのアドレスの縦横入れ替えと、VRAM初期値のデータの縦横入れ替えの2点となります。後者はプログラムでも可能ですが、csvに変換した上でexcelのコピーのオプションの行列の入れ替え機能で実施しました。⇒その後、VRAM初期値に依存せずに縦横入れ替えを実施できるように、描画を追加しました。

追記:後継記事を掲載しました。


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