Posts Tagged with "space invaders"

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posted by sakurai on August 7, 2018 #53

必要な機材を以下に示します。

図53.1

FPGA評価ボードのPMODコネクタに接続するVGAインタフェース及びオーディオインタフェースはdigilent社から購入したものです。以下にそれらのページを示します。

PMOD VGA Video Graphics Array:
https://store.digilentinc.com/pmod-vga-video-graphics-array/(魚拓) (RSコンポーネンツで¥1,425)

PMOD I2S Stereo Audio Output:
https://store.digilentinc.com/pmod-i2s-stereo-audio-output/(魚拓) (RSコンポーネンツで¥1,927)

計2個の送料は¥450で、税込み合計¥4,106でした。


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posted by sakurai on August 3, 2018 #52

通常はデュアルポートメモリのA側はCPUを用いてプログラムから読み書きすることになります。言うまでもなくソフトウェアにより、複雑なシーケンスを制御しやすいためです。ところがFPGAはハードウェアといえどもプログラム可能なハードウェアであり、ましてHDLにより設計することから、フルハードウェアで描画マスタを構成することにトライしようと思います。

テーマは今年40周年を迎えた「スペースインベーダー」です。フルハードウェア(ソフトウェアを一切使用しない)でこれが動けば、たいていのものはハードウェアでできるのではないでしょうか。

Vivadoによりグラッフィックコントローラに描画マスタをハードウェアで構成したものを以下の図に示します。

図52.1

これが動作しているところを、以下の図に示します。

図52.2

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posted by sakurai on July 30, 2018 #51

前回までで、VRAMの内容を定常的に表示するグラフィックディスプレイコントローラの設計が完了しました。割愛していますが、シミュレーションを駆使し、動作の確認を行っています。

このままでは描画マスタを設計していないため、静止画を表示することしかできませんが、Bitstream中に初期VRAMデータを埋め込むことが可能です。ブロック図でデュアルポートメモリをダブルクリックすると、以下の画面が現れ、"Other Options"の"Memory Initialization"にファイル名を入力します。

図51.1

ここでは、dual port memoryの初期データファイルとして、スペースインベーダーの画像を取り込むことにします。データは以下のようなフォーマットで構成します。Vivadoにはデータがフォーマットに沿っているかの確認を行うコマンドがあり、validateを実行し、正しいデータかどうか確認した後にwrite bitstreamを行います。

図51.2

以下にGDCを起動したところの図を示します。残念ながら、描画マスタを設計しておらず、表示マスタのみが動作しているため、画像は静止しています。

図51.3

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