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Fault treeの自動生成 (8) |
SAPHIREでこれらのMARDファイルをロードすると、図918.1のようなFTが生成されます。
次にSolveで論理圧縮をかけ、View CutSetによりカットセットを表示させます。
表918.1に示すとおり、頂上事象の確率は $\img[-1.35em]{/images/withinseminar.png}$ となります。
Excelの結果である228.5 [FIT]と若干異なるのは、Excelは不信頼度を$\lambda T_\text{lifetime}$で計算しましたが、ツールはより正確な式である$1-e^{-\lambda T_\text{lifetime}}$で計算していることと丸め誤差の2つによるもののようです。
なお、本稿はRAMS 2026に投稿予定のため一部を秘匿していますが、論文公開後の2026年2月頃に開示予定です。