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新方式によるPUAの導出 (6) |
前項までで、正確な$Q_{\text{exact},n}(t)$(758.4)を以下のように求めることができました(再掲)。 $$ Q_{\text{exact},n}(t)=F(t)-\img[-1.35em]{/images/withinseminar.png}\ n=\lfloor t/\tau\rfloor\ge1\tag{759.1} $$ 一方で、近似式は、 $$ Q_\text{approx}(t)=(1-K_\text{MPF})F(t)+K_\text{MPF}F(u),\ u=t\bmod\tau\tag{759.2} $$ でした。この2種類の関数が$\lambda$の変化でどのように変わるかを見てみます。図759.1はそれぞれ2つのグラフが$\lambda=0.1$(パープル)及び$\lambda=0.01$((ブルー)の2種類を描いたものです。
図759.1のブルーに示すように、$\lambda$が小さければカーブは直線に近づき、誤差が少なくなります。
なお、本稿はRAMS 2025に投稿予定のため一部を秘匿しています。