11 |
Fault treeの自動生成 (27) |
前稿の続きです。このFTについて、Solve⇒Cut setを実施し、MCSを図946.1のように取得しました。
![図%%.1](/images/fig944-1.png)
前のアーキテクチャから比べてちょうどTop 1が抜けた形となっています。これにより最も大きな残余故障はメインマイコンであり、サブマイコンによる故障検出だけでなく、ECCやクロックモニタ等の別の故障検出手段を追加して全体のPMHFを下げることが可能です。
このようにMCSはどこが弱いかが一目瞭然であるため、弱い部分から手当することにより効率的なアーキテクチャの改善やSMの追加が可能です。
なお、本稿はRAMS 2026に投稿予定のため一部を秘匿していますが、論文公開後の2026年2月頃に開示予定です。
Leave a Comment