24 |
Parameterについて (3) |
IPインテグレータによる変更
モジュールをダブルクリックすると図702.1の画面が現れ、パラメータが2進数で表示されます。これはbscがverilog中に32'b0と書いたからであり、10進で書けば10進で表示されます。
残念ながらbsvではデフォルト値を設定することはできません。モジュールの階層ではなく、その上のモジュールをインスタンスする際にはbsvでパラメータ指定が可能ですが、今回はbsvでモジュールを作成しIPインテグレータで回路を作成するので、bsvソースレベルでは不可能ということになります。
ただし前稿にもあるようにverilogではデフォルトの値が設定できるので、必要であればbscでコンパイルしたverilogを修正します。
実機動作
このパラメータテストモジュールはパラメータで与えられた数だけパルスを出力する回路です。IPインテグレータでパラメータを変更しただけで実際にパルス数が変わるかを確認します。具体的なbsvコードの中心は以下の行です。
repeat (unpack(pack(count))) seq
outPulse <= True;
outPulse <= False;
endseq
パラメータcountで指定された数だけパルスのON-OFFを行います。