Article #670

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RAMS査読8回目

posted by sakurai on September 28, 2023 #670

指摘事項

最終(?)の査読結果が届きました。指摘は1点あり、

  • systematic faultは筆者の推定ではないか?その場合は規格にバグがあるとは言えない
  • 問題を見つけて修正したとあるが、修正の具体的な方法が書かれていない

というもので、いまだにsystematic faultであると決めつけていると疑念を持たれているようです。論拠は全て示しているのですが、systematic faultが特殊なフォールトであるという認識のためか、論証が弱いと思われています。

本来systematic faultは偶然に発現するランダムフォールトとは異なり、必ず発現する類のバグです。ところが、どうしてもその点に納得されないため、systematic faultを弱めてpotential faultと修正しました。

タイトル

タイトルもそれに合わせてpotential faultとします。 Identifying and Rectifying the Potential Faults in the Probabilistic Metric (PMHF) Formula in ISO 26262

また、修正法が書かれていないという指摘はそのとおりであるため、過去論文[4]を引用してそこに導出がある旨を追加しました。

対応状況

  • systematic faultを弱めてpotential faultと修正しました。
  • 修正法が書かれていないという点は、過去論文[4]を引用してそこに導出がある旨を追加しました。

修正は限定的なためAJEによる英文修正は省略し、RAMSに提出済です。

表670.1 RAMS 2024へのマイルストーン
期限 マイルストーン 状態
2023/4/30 アブストラクト投稿締め切り(システム入力) 投稿済
2023/6/10⇒2023/5/25 アブストラクト採択結果 採択済
2023/8/1 論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属無し版) 投稿済
2023/9/1 第1回論文、プレゼン資料査読コメント受領 投稿済
2023/10/10⇒2023/9/17 改訂版論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版) 投稿済
2023/10/22⇒2023/9/21 最終査読コメント受領 受領済
2023/10/10 学会出席登録締め切り
2023/10/10 最終論文、プレゼン投稿締め切り(名前、所属有り版)


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