Article #431

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PMHF関連資料の狩猟 (5)

posted by sakurai on August 6, 2021 #431

前記部品の間接侵害フォールトに対応付けられる第3組の確率を計算するステップと、

IFの間接侵害というと$\lambda_\text{m,DPF}$でしょうか。LFに関する確率と考えれば、第3組の項目は、 $$0.5\cdot\left(\lambda_\text{sm,DPF,latent}T_\text{lifetime}+\lambda_\text{sm,DPF,detected}\tau_\text{SM}\right)$$ を指すように思われます。

前記第1組、前記第2組、および前記第3組の確率に依拠して偶発的なハードウェア故障の確率的メトリックの値を取得するステップとを含む

ここまでだと、請求内容が広すぎて解釈不能でした。この後の請求項で、第1、2、3組の確率を加算し、さらに車両寿命で除算してメトリックを求めるとあるので、規格式図431.1を念頭に置いているようですが、請求項でそれが表されているようには思えません。特に第1と第2の確率が定かではありません。

図%%.1
図431.1 Part10 8.3.3 PMHF規格 第1式

請求項1は、規格式図431.1を念頭に置いているようですが、既知であり、何ら新規性が無いものと判断します。

他の請求項は請求項1の従属クレームであるため、独立クレームである請求項1が成立しなければ全て不成立となります。

特許庁の判断も請求項1の新規性を否定するでしょうから、その場合は従属クレームを含んだ形にして、特許範囲を狭めてくると思われます。ところが前述のとおり、規格から逸脱はできないので、狭めたところで新規性が増すはずもありません。


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