Article #50

既に発行済みのブログであっても適宜修正・追加することがあります。
We may make changes and additions to blogs already published.
posted by sakurai on July 22, 2018 #50

さて、デュアルポートメモリのB側をGDCの読み出し側として、どのようなタイミング設計をするかといえば、FIFOのスループットのつり合いが制約条件となります。

FIFOからみてGDCへの読み出し側は、40MHzクロックで、一ラインは1056クロックでした。この期間で800個のデータを読み出すことになるため、釣り合うためには、同じ期間で800個のデータを書き込めば良いことになります。従って、

40.0 x 800 / 1056 = 19.3939[MHz]

のクロックでVRAMから読み出し、FIFOに書き込めば良いことになります。

デュアルポートメモリのB側のみのブロック図を以下に示します。ブルーは任意のクロック周波数のクロックドメイン、オレンジは上記19.3939MHzのクロックドメイン、グリーンはドットクロックである40.0MHzのクロックドメインとなります。

図%%.1
図50.1 クロックドメイン図

これをVivadoブロックエディタにより作成したものを以下の図に示します。

図%%.2
図50.2 Vivado IP Integratorによるブロック図

左矢前のブログ 次のブログ右矢

Leave a Comment

Your email address will not be published.

You may use Markdown syntax. If you include an ad such as http://, it will be invalidated by our AI system.

Please enter the numbers as they are shown in the image above.