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6809の割込み動作 (3) |
調査の結果、割込み後のIRQマスクをCCRに全く反映していませんでした。ちなみに、CCRの仕様は6809マイコン・システム設計作法によれば、以下の図のようになっています。

これだと動作が分からないのですが、その次に以下のような説明があります。

ついでにEフラグの説明も載せておきます。

Verilogソースコードを見ると、CCRのうち、Iフラグは全く設定されていないようですが、EフラグはIRQ割込みの際にセットされていたので、とりあえず、Eフラグを立てるタイミングでIフラグにコピーしました。本来は割込みの種類によりIフラグとFフラグのセット仕分けをしなければなりません。
ところが、タイムチャートのようにIフラグをセットしたので、これで正常動作するかと思ったのですが、動作は変わりません。Iフラグは参照もされていないようです。つまり、このIPの割込みは全く動作しないということができます。
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