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Pipeline processorの設計 (10) |
レジスタ干渉ハザード
レジスタ干渉によるハザードは2種類あります。前稿でも触れたWARハザードとロードユースハザードです。
- WARハザード: 前の演算命令のデスティネーションレジスタが後続の命令のソースレジスタと同じ場合にレジスタ干渉ハザードが起きます。しかしながら、レジスタ番号マッチ機構によりバイパスさせ、実質ノーウエイト=ゼロペナルティでパイプライン実行可能です。バイパスパスは<EX>出力⇒<EX>入力です。
ロードユーズハザード
- ロードユーズハザード: 前のロード命令のデスティネーションレジスタが後続の命令のソースレジスタと同じ場合にロードユーズハザードが起きます。この場合待ち合わせのために1ウェイトが必要であり、かつレジスタ番号マッチ機構によりバイパスさせます。バイパスパスは<MA>出力⇒<EX>入力です。
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