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2nd EditionのPMHF方程式 |
2nd EditionのPMHF方程式は前稿のように、
となっており、Pattern 2及び4に関して、0.5がどこにいったかが謎でした。
ところが、2018年にヨーロッパで実施された機能安全ワークショップでのインテルの資料(恐らくDr. Riccard Marianiの資料)に
という式が出ており、無くなったことが謎だった0.5が戻っています。どちらかと言えば、こちらのほうが(少しだけ)正しい式です。
結論としては両者とも誤っているのには違いないのですが、謎の部分が無くなったことで、規格式の誤りが明確になりました。誤りの原因は、初期状態において、IFまたはSMのいずれかがアンリペアラブルと固定している点です。実際にこの条件で計算すると、図130.1の式と一致します。
本来は初期状態においてIF、SMの両方ともリペアラブルとしなければなりません。つまり、図109.3の2nd Editionの規格式の誤りは以下の2か所あると思われます。
- パターン2, 4で0.5が消えている件
- こちらのほうが重大ですが、$\img[-1.35em]{/images/withinseminar.png}$
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