Article #344

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posted by sakurai on January 12, 2021 #344

第4節は弊社の導出したPMHF式を2つ示しています。IFU、IFRの2つのモデルを構築し、それぞれのモデルに基づいて確率微分方程式を立てます。それを解くことにより、PMHF方程式を求めます。

図%%.2

IFUモデルから求められたPMHF式は、1st editionの規格式とは完全に一致しました。一方、IFRモデルから求めると、2nd editionの規格式と一致しませんでした。その理由は、2nd editionの規格式は場合分けを行っており、それはIFもしくはSM1のいずれか(後からフォールトする方)がアンリペアラブルであるという前提になっているからです。

本来両方がリペアラブルである必要があり、いずれか片方がアンリペアラブルというのは不当な制約です。実際にIFがフォールトしてLFとなり、2nd SMにより検出され修理され、次にSM1がフォールトしてLFとなり、2nd SMにより検出され、修理工場で修理されるというシーケンスがカバーされていません。


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