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グラフィックディスプレイコントローラの設計 (5) |
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通常はデュアルポートメモリのA側はCPUを用いてプログラムから読み書きすることになります。言うまでもなくソフトウェアにより、複雑なシーケンスを制御しやすいためです。ところがFPGAはハードウェアといえどもプログラム可能なハードウェアであり、ましてHDLにより設計することから、フルハードウェアで描画マスタを構成することにトライしようと思います。
テーマは今年40周年を迎えた「スペースインベーダー」です。フルハードウェア(ソフトウェアを一切使用しない)でこれが動けば、たいていのものはハードウェアでできるのではないでしょうか。
Vivadoによりグラッフィックコントローラに描画マスタをハードウェアで構成したものを以下の図に示します。
![図52.1](/images/fig52-1.png)
これが動作しているところを、以下の図に示します。
![図52.2](/images/fig52-2.gif)