Posts Tagged with "ISO 26262"

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posted by sakurai on May 12, 2023 #602

(前稿からの続き)

桜井: これらの要件に基づいて、品質管理部門を立ち上げる計画を進めましょう。まず、部門の目的と役割を明確にし、他部門との関係性を定めることが重要です。品質管理部門は、各プロジェクトチームがISO 26262に準拠した開発を行えるように支援する役割があります。

山田: 了解しました。次に、組織構造と人員配置についてですが、どのように進めれば良いでしょうか?

桜井: 組織構造は、ISO 26262エキスパートや品質管理責任者を含む適切な人員配置を行い、各プロジェクトと連携しながら業務を効率的に実施できる形にしましょう。また、教育・研修プログラムを実施して、社員のスキルアップや知識更新を促す仕組みを整備することが大切です。

山田: それでは、ガイドライン・手順書の策定についてはどのように進めればよいでしょうか?

桜井: ISO 26262に基づく品質管理プロセスや手順書を策定し、社内で共有することが重要です。適用範囲や目標、評価基準などを明確にすることが求められます。

山田: 最後に、監査・評価体制の構築とコミュニケーション・連携について教えてください。

桜井: 品質管理部門は、定期的にプロジェクトのISO 26262遵守状況を監査し、評価を行う体制を確立する必要があります。また、改善策の提案や実行に関与し、組織全体の品質向上に貢献することが期待されます。品質管理部門とプロジェクトチーム間の円滑なコミュニケーションが重要で、ISO 26262関連の情報やノウハウの共有を推進する仕組みを構築しましょう。

山田: ご指導ありがとうございます。これらのポイントに注意して、品質管理部門の立ち上げを進めていきたいです。

桜井: よろしいですね。立ち上げ初期には、外部のISO 26262エキスパートとして私がサポートいたします。適切な人材の確保や教育、ガイドラインの策定など、具体的なタスクに取り組む際にもアドバイスを提供します。

山田: 桜井さん、ありがとうございます。おかげさまで、品質管理部門立ち上げの方向性が明確になりました。今後も引き続き、桜井さんのご支援をお願いできればと思います。

桜井: もちろんです。今後もお力になれるよう、全力でサポートさせていただきます。品質管理部門立ち上げに向けて、一緒に取り組んでいきましょう。

山田: ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

このように、品質管理部門立ち上げに向けて、ISO 26262エキスパートの桜井厚と車載システム開発会社の品質管理部門責任者である山田健一が協力して取り組むことで、効果的な品質管理体制の構築が期待されます。


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posted by sakurai on May 11, 2023 #601

以降はChatGPTが作成したロールプレイです。

  • ISO 26262エキスパート
    氏名: 桜井厚
    職業: 自動車業界のISO 26262エキスパート
    背景: 自動車業界で20年以上の経験を持ち、過去10年間はISO 26262の専門家として活動している。多数の企業のISO 26262導入支援を行っており、実績と評判がある。

  • 車載システム開発会社の品質管理部門責任者
    氏名: 山田健一
    職業: 品質管理部門の責任者
    背景: 自社の品質管理部門を立ち上げるために、ISO 26262エキスパートの桜井厚に支援を依頼する。

シーン: 品質管理部門立ち上げの初回ミーティング

山田: 桜井さん、今日はよろしくお願いします。さっそくですが、弊社の品質管理部門立ち上げのために、ISO 26262の専門的な知識や経験を活かしていただけると助かります。

桜井: どういたしまして、山田さん。まずは、現在の品質管理体制やプロジェクトの状況をお聞かせいただけますか?

山田: 現在、弊社ではISO 26262に対応した車載システム開発を進めていますが、まだ専門の品質管理部門が存在していません。そのため、各プロジェクトチームが個別にISO 26262に取り組んでおり、統一性や専門性に課題があります。

桜井: なるほど。それでは、品質管理部門を立ち上げる際に、まずは以下の要件を満たす必要があります。

  1. 明確な目的と役割の設定

  2. 適切な組織構造と人員配置

  3. 教育・研修プログラムの実施

  4. ガイドライン・手順書の策定

  5. 監査・評価体制の構築

  6. コミュニケーションと連携の強化

山田: 承知しました。(続く)


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機能安全課題の解決 (6)

posted by sakurai on May 1, 2023 #600

ChatGPTにさらに尋ねました。

それらの項目について判定方法を教えてください。

それぞれの項目について判定する方法は以下の通りです。

  1. 専門知識と経験:
    • 履歴書やポートフォリオを確認し、実務経験や専門分野の深さを評価する
    • 面接や技術面談で専門知識を試す質問を行い、回答を評価する
  2. 実績と評判:
    • 公式ウェブサイトやSNSを調査し、成功事例や実績を確認する
    • 既存のクライアントや業界関係者からの評価・推薦を入手する
  3. 提供サービス範囲:
    • サービスカタログや資料を確認し、提供サービスの範囲や内容を理解する
    • 候補者とのミーティングで、具体的なサポート内容やカスタマイズの可否を確認する
  4. コミュニケーション能力:
    • 面接やミーティングでのコミュニケーションスタイルや対応力を観察する
    • 過去のクライアントや共同作業者からフィードバックを収集する
  5. 契約条件と柔軟性:
    • 契約書や見積もりを確認し、契約期間や範囲の柔軟性を評価する
    • ミーティングや交渉の過程で、変更や追加に対する対応力を確認する

これらの判定方法を用いて、候補者や企業を比較評価し、最適なISO 26262エキスパートを選定します。判定基準や評価方法は組織の状況やニーズに応じて調整することが望ましいです。


グリーンの入力以下はChatGPTの出力です。

ISO 26262に取り組む必要がある車載システム開発ベンダー様にとって、このようなケースは多く、この分析結果は大変参考になるのではないでしょうか。

以上の分析は弊社にとっても有効な観点であり、この分析をより良いサービスの提供に活用したいと思います。


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機能安全課題の解決 (5)

posted by sakurai on April 18, 2023 #599

ChatGPTにさらに尋ねました。

これら6項目をふまえ、ISO 26262に関する外部エキスパートについての検討項目をリストアップしてください。

  1. 専門知識と経験:
    • ISO 26262に関する深い知識と実務経験を持っているか
    • 関連分野(車載システム、品質管理、システム安全性)の専門性を有しているか
  2. 実績と評判:
    • 類似プロジェクトや業界での成功事例があるか
    • クライアントからの評価や推薦が得られるか
  3. 提供サービス範囲:
    • 品質管理部門の設立支援から運営、研修、監査まで一貫してサポートできるか
    • カスタマイズされたサービスを提供できるか(組織規模、業界特性等に合わせた対応)
  4. コミュニケーション能力:
    • 明確で円滑なコミュニケーションができるか
    • プロジェクトのニーズや要求を理解し、適切な提案ができるか
  5. 契約条件と柔軟性:
    • 契約期間や範囲が柔軟に対応できるか
    • 予算内で必要なサービスを提供できるか

これらの項目を検討することで、組織のニーズに合ったISO 26262エキスパートを選ぶことができます。選定過程で複数の候補者や企業と比較し、最適なパートナーを見つけることが重要です。


グリーンの入力以下はChatGPTの出力です。


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機能安全課題の解決 (4)

posted by sakurai on April 17, 2023 #598

ChatGPTにさらに尋ねました。

これらの項目を全て社内資源からまかなうのは困難だと思いますが、ISO 26262に関する外部資源を使って効率化ができる部分はこれらの項目のどれになるでしょうか?

ISO 26262に関する外部資源を活用して効率化ができる部分は以下の通りです。

  1. 明確な目的と役割:

    • 専門コンサルタントの活用:品質管理部門設立の指針や運営方法の策定を支援
  2. 適切な組織構造と人員配置:

    • 技術協力・パートナーシップ:外部企業との協力で専門知識や人員を補完
    • 求人サービス:ISO 26262エキスパートの採用を効率化
  3. 教育・研修プログラムの実施:

    • 研修・教育プログラムの外部化:外部機関が提供する研修プログラムに参加
  4. ガイドライン・手順書の策定:

    • 専門コンサルタントの活用:ISO 26262に基づく品質管理プロセスや手順書の策定支援
  5. 監査・評価体制の構築:

    • 監査・評価の外部委託:外部のISO 26262認証機関に監査・評価を依頼
  6. コミュニケーションと連携:

    • 技術協力・パートナーシップ:外部企業との協力で情報共有やノウハウの交換を促進

これらの外部資源を活用することで、社内リソースに限りがある状況でも、ISO 26262に適合した品質管理部門を効率的に設立・運営することが可能となります。


グリーンの入力以下はChatGPTの出力です。


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機能安全課題の解決 (3)

posted by sakurai on April 14, 2023 #597

今回は品質管理部門の設立が重要と考えるので、案2で行くことにします。

ISO 26262に基づく品質管理部門の設立が最重要だと思います。それに対する要件を示してください。

ISO 26262に基づく品質管理部門の設立に必要な要件は、以下のようになります。

  1. 明確な目的と役割:
    • ISO 26262に適合した車載システムの開発・保守を実現する目的を設定
    • 品質管理部門の役割と責任を明確にし、他部門との関係性を定める
  2. 適切な組織構造と人員配置:
    • ISO 26262エキスパートや品質管理責任者を含む適切な人員配置
    • 各プロジェクトと連携し、品質管理部門の業務を効率的に実施できる組織構造
  3. 教育・研修プログラムの実施:
    • 社員に対してISO 26262の基礎から応用までをカバーする教育・研修プログラムを提供
    • 継続的なスキルアップや知識更新を促す仕組みを整備
  4. ガイドライン・手順書の策定:
    • ISO 26262に基づく品質管理プロセスや手順書を策定し、社内で共有
    • 適用範囲や目標、評価基準などを明確にする
  5. 監査・評価体制の構築:
    • 品質管理部門が定期的にプロジェクトのISO 26262遵守状況を監査し、評価を行う体制を確立
    • 改善策の提案や実行に関与し、組織全体の品質向上に貢献
  6. コミュニケーションと連携:
    • 品質管理部門とプロジェクトチーム間の円滑なコミュニケーションを促進
    • ISO 26262関連の情報やノウハウの共有を推進する仕組みを構築

グリーンの入力以下はChatGPTの出力です。


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機能安全課題の解決 (2)

posted by sakurai on April 13, 2023 #596

さらにChatGPTに尋ねました。

サブイシューに対する優先順位とその理由を2案提案し、私に選ばせてください。

サブイシューに対する優先順位とその理由を2案提案します。

案1:

  1. ISO 26262の理解
  2. 品質管理部門の設立
  3. 専門家の育成・確保
  4. プロジェクトと品質管理部門との協力
  5. 規格適用の改善

理由:まず、組織全体でISO 26262の理解を深めることが重要です。次に、品質管理部門を設立し、専門家を育成・確保することで、プロジェクトと品質管理部門が連携しやすくなります。最後に、規格適用の改善を行い、効果的なISO 26262適用を実現します。

案2:

  1. 品質管理部門の設立
  2. 専門家の育成・確保
  3. ISO 26262の理解
  4. プロジェクトと品質管理部門との協力
  5. 規格適用の改善

理由:まず、品質管理部門を設立し、専門家を育成・確保することで、組織全体でISO 26262の理解が向上します。次に、プロジェクトと品質管理部門が連携し、規格適用の改善を行うことで、効果的なISO 26262適用を実現します。


グリーンの入力以下はChatGPTの出力です。


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機能安全課題の解決

posted by sakurai on April 12, 2023 #595

ある車載システムを開発する会社を想定します。その会社には以下のような問題点があります。これは日本の会社で数多く見られるパターンです。

以下の情報のみから、課題を分析し解決します。分析エンジンにはChatGPT-4を使用し、課題をイシューツリーに分解してそれに対する対策を尋ねました。ChatGPTはそのたびに違う結果を出してくるので、あくまで一例と考えてください。

  • 現状:ISO 26262品質管理部門が無く、事業部のプロジェクトがISO 26262を進めている。そのため理解が浅く、製品への正しい規格適用ができていない。
  • あるべき姿:専門のISO 26262品質管理部門を設ける。事業部のプロジェクトがISO 26262を進めるのは当然だが、それを品質管理部門がチェックすべきである。品質管理部門は専門家としてISO 26262を深く理解する必要がある。

現状とあるべき姿のギャップをイシューとして表現すると、「ISO 26262の適用が不十分であり、専門の品質管理部門が必要」となります。このギャップを分解した要素を20個書き出し、5つのサブイシューにまとめます。

  1. ISO 26262の理解
    • 規格の理解不足
    • 規格適用方法の理解不足
    • 教育・研修の不足
    • 適切な資料・リソースの不足
  2. 品質管理部門の設立
    • 部門設立の必要性の認識
    • 設立責任者の選定
    • 部門の人員配置
    • 設立費用の確保
  3. 専門家の育成・確保
    • 専門家の採用
    • 専門家の育成プログラム
    • 専門家の定着率向上
    • 専門家のスキルアップ
  4. プロジェクトと品質管理部門との協力
    • コミュニケーションの確立
    • チェック体制の構築
    • 品質管理部門の役割と責任の明確化
    • プロジェクトへの品質管理部門の関与
  5. 規格適用の改善
    • ISO 26262適用プロセスの見直し
    • 適用範囲の確認
    • 適用結果の評価
    • 改善策の策定・実行

グリーンの入力以下はChatGPTの出力です。


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σ加法族と有限加法族

posted by sakurai on April 11, 2023 #594

σ加法族と有限加法族を調べています。有限加法族にたいして無限和まで制約を厳しくしたものがσ加法族なので、有限加法族のほうが広い概念です。すなわち、

  • σ加法族であれば有限加法族である。
  • 有限加法族であっても σ加法族とは限らない。

そのため、有限加法族であっても σ加法族ではない例があるはずです。そこで、次の記事を参考にしました。https://sorai-note.com/math/algebra-of-sets/

Q 有限加法族であるが、σ加法族で無い例をひとつ挙げよ。

$\mathbb{N}$の部分集合からなる集合族 $$ \mathcal{F}=\left\{S\subseteq\mathbb{N}\mid Sまたは\overline{S}は有限集合\right\} $$ は$\mathbb{N}$上の有限加法族であることを示す。

  1. 空集合を含む:
    空集合$\varnothing$は有限集合であるから$\varnothing\in\mathcal{F}$
  2. 補集合で閉じること:
    $A\in\mathcal{F}$とすると、$\mathcal{F}$の定義より、$A$または$\overline{A}$のどちらかが有限集合。
    (i) $A$が有限集合のとき
    $\quad\overline{\overline{A}}$が有限集合なので、$\overline{A}\in\mathcal{F}$
    (ii)$\overline{A}$が有限集合のとき
    $\quad\mathcal{F}$の定義より、$\overline{A}\in\mathcal{F}$
  3. 有限和で閉じること:
    $A, B\in\mathcal{F}$とする。$A$または$\overline{A}$のどちらかが有限集合であり、$B$または$\overline{B}$のどちらかが有限集合。
    (i) $A$も$B$も有限集合のとき
    $\quad A\cup B$が有限集合となるので、$A\cup B\in\mathcal{F}$である。
    (ii)$\overline{A}$または$\overline{B}$が有限集合のとき
    $\quad\overline{A}\cap\overline{B}$が有限集合、すなわち$\overline{A\cup B}$が有限集合なので、$A\cup B\in\mathcal{F}$である。

ここまでで$\mathcal{F}$は有限加法族であることが証明された。次に$\mathcal{F}$が加算和で閉じないことを示す。各$n\in\mathbb{N}$に対し、$A_n={2n}$とすると、これらは有限集合なので、$A_n\in\mathcal{F}$であるが、 $$ \bigcup_{n\in\mathbb{N}}A_n=\{2n\mid n\in\mathbb{N}\}=\{0, 2, 4, 6, ...\} $$ は無限集合であり、その補集合 $$ \overline{\bigcup_{n\in\mathbb{N}}A_n}=\{2n+1\mid n\in\mathbb{N}\}=\{1, 3, 5, 7, ...\} $$ も無限集合である。従って、$\bigcup_{n\in\mathbb{N}}A_n\notin\mathcal{F}$となる。


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従属故障の実例

posted by sakurai on April 10, 2023 #593

"Reliability Assessment of Safety and Production Systems"から従属故障の例を引用します。

Example 5.1 アポロ13号の月着陸船には、2つの酸素タンクが用意されていた(Jones 2016)。 1970年4月13日、1つの酸素タンクが爆発し、その爆発で2つ目の酸素タンクも破壊され、ミッションの失敗を招いた。3人のクルーは無事に地球に帰還することができた。2基目のタンクの故障はカスケード故障である。

図%%.1
図593.1

Example 5.2 1974年3月3日、パリ郊外のエルムノンヴィルの森にマクドネル・ダグラス社製飛行機DC-10が墜落した(JO 1976)。 この航空機の貨物ドアは、圧力で外側に開くように設計されていたが、圧力で各貨物扉をロックする特定のラッチ機構を備えていた。離陸後、ラッチシステムの1つが故障し、後部左の貨物ドアが開いた。客室の床の一部が飛び出した。 しかし、そのような状況でもパイロットは機体の制御を維持することができた。残念なことに、すべての冗長制御ケーブルが損傷した床の下を通っていたため、パイロットは空中で機体を制御することがでなかった。 346人が死亡した。 適切なゾーン分析が行われていれば、冗長制御ケーブルが同じ場所にあることが判明していたはずである。従って、設計を変更していれば、航空機が制御不能に陥ることはなかったはずである。

図%%.2
図593.2

Example 5.3 1979年3月28日、スリーマイル島原子力発電所の2号機で事故が発生し、炉心が一部メルトダウンした(Rogovin and Frampton 1979)。 これは、機器の不具合、設計上の問題、人為的なミスが重なった結果であった。このうち、加圧弁の位置が定期的なプルーフテスト後にずれていたことは、ヒューマンエラーによる共通原因故障の典型例と言える。人身事故はなかったが、この事故は人為的な原因による失敗の教科書的な事例として語られることが多い。このような事故が起こる確率を下げるには、オペレーターの訓練が必要である。

図%%.3
図593.3

Example 5.4 バイキング・スカイは2016年に就航したクルーズ船である(Wikipedia Viking Sky 2019)。 暴風雨警報が発令されていたにもかかわらず、トロムソからスタバンゲル(ノルウェー)に向けて2019年3月23日に1,373人を乗せた状態で航行していたところ4基のエンジンに不具合が発生した。 潤滑油の油圧が低下したことが4つのエンジンが停止した共通の原因である。 荒れたコンディションのため救助は困難であった(これも共通の原因!)。 3月24日の夜、3つのエンジンが再始動する前に、470人の乗客がヘリコプターで避難した。その後バイキング・スカイ号は再び航行できるようになった。 3人の重傷を含む16人が負傷した。 共通のユーティリティ(ここでは潤滑装置)を避けることは、故障のこのような共通原因を防ぐための良い方法である。

図%%.4
図593.4
これらの挿絵はMicrosoft EdgeのImage Creatorで作成しました。

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