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posted by sakurai on August 18, 2022 #497

チャネルとコードの対応

表497.1 音データ、コードとサウンドチャネルの関係
サウンドの説明 CODE番号 サウンドチャネル
ON OFF
自機弾発射音 1 自機音チャネル(#0)
自機爆発音 2
自機増加音 9
インベーダ爆発音 3 インベーダ音チャネル(#1)
インベーダ歩行音1 4 インベーダ音チャネル(#2)
インベーダ歩行音2 5
インベーダ歩行音3 6
インベーダ歩行音4 7
UFO爆発音 8 UFO音チャネル(#3)
UFO飛行音 10 10+16

チャネル起動条件

それぞれのサウンドチャネルは別のFSMにより駆動されます。それらの起動条件を上げると、

  • チャネル0(FSM0) ---- (CODE1_ON || CODE2_ON || CODE9_ON) && !empty
  • チャネル1(FSM1) ---- CODE3_ON && !empty
  • チャネル2(FSM2) ---- (CODE4_ON || CODE5_ON || CODE6_ON || CODE7_ON) && !empty
  • チャネル3(FSM3) ---- ((CODE8_ON || CODE10_ON || CODE10_OFF) && !empty) || UFO
  • 例外処理: チャネル3においてはCODE10_ONの場合、OFFが来るまで演奏し続けるようにUFOのフラグを立てますが、起動時にUFOフラグだった場合はコマンドが無くてもCODE10_ONとして起動します。

チャネル終了条件

それぞれのサウンドチャネルは演奏を終了することがあります。カウンタが0になる場合またはプリエンプションです。具体的な終了条件(もしくは割り込み条件)を上げると、

  • カウンタが0になる (|| 以下のプリエンプション)
  • チャネル0(FSM0) ---- ((CODE1_ON || CODE2_ON || CODE9_ON) && !empty) && (current != CODE9_ON)
  • 例外処理: チャネル0(FSM0) ---- CODE9_ONの場合はプリエンプション禁止のため、currentを見てCODE9_ON(自機増加中)だったら割り込まないようにします。
  • チャネル1(FSM1) ---- CODE3_ON && !empty
  • チャネル2(FSM2) ---- (CODE4_ON || CODE5_ON || CODE6_ON || CODE7_ON) && !empty
  • チャネル3(FSM3) ---- (CODE8_ON || CODE10_ON || CODE10_OFF) && !empty
  • 全チャネル(FSM0~3) --- コードがある場合はキューから取り出し先頭に戻ります。

このように、起動条件の例外はUFOフラグが立っている場合であり、終了(割り込み)条件の例外は自機が増加中に割り込まない場合です。


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